保育内容
乳幼児期は人間形成の基礎を築く最も大切な時期です。
毎日繰り返されるリズムの中で一人ひとりと向き合い、発達に合わせた保育を行います。
集団生活での社会性や思いやりの心、他の子供との関わり方など生きる力、 ひとりの子どもをおうちの方と保育園が一体となって育てていきたいと考えています。
ひだまり保育園 保育目標
- 力強くしなやかな体をもった子ども
- 愛に満たされ安定した心をもった子ども
- 自由のなかで自分の意思をもった子ども
クラス編成2022年度11月1日現在
年齢 | 定員 | |
---|---|---|
0歳児 | 6名 | 保育士 3名 |
1歳児 | 6名 | 保育士 2名 |
2歳児 | 6名 | 保育士 2名 |
園長1名、栄養士1名、保育補助1名
ひだまりの特色
1. 体をつくる
乳幼児期に大切なことは、体(神経系、内臓、骨、感覚器官など)を健全につくることです。お子さんの歩幅を大切にお散歩へ出かけます。
緑の多い公園、神社へのお散歩、虫や季節の草花に触れ、坂道、でこぼこ道、階段、固定遊具、砂遊び、水遊びを体験し、リトミック(乳児でも楽しみながらできる運動発達に合わせた運動)などで体幹を鍛え、しなやかな体をつくります。
2. 生活のリズムを確立
1人ひとりのお子さまの息づかいを感じながら発達、リズムに合わせ、ゆったりとした保育をおこないます。 食事、睡眠、排泄など繰り返されるリズムある生活が心を安定させます。
3. 静かで安心できる場所
ままごとコーナー、絵本のコーナー、ベッドコーナーにピンクの天蓋を設え、落ち着いて遊べる環境を整えます。
玩具の棚にはお子さんの成長に合わせた玩具の入れ替えをしたり、なめても安全な木製玩具、木の実、羊毛、布、フェルトなど、できるだけ自然物を用意します。好きな場所で、いつでも手の届く所に玩具があることで安心して遊ぶことができます。
4. 大人がお手本になる
日々生きていく中で必要なこと(料理、洗濯、掃除など)をお子さんの側で行います。自主性に任せ、やりたいことを一緒に行います。子どもはおとなのすることを模倣します。 未来の自分を重ねながら・・・。 保育士はお子さんの気持ちに寄り添い、素敵なおとなになれるよう日々研鑽に努めます。
5. 優しい語りかけ・歌いかけ
乳幼児にとって強い刺激は必要ありません。日々の生活や遊びのなかで、美しい日本語を使った”わらべうたの調べ”を スキンシップと共に聴かせていきたいと思います。(となえうた、かぞえうた、こもりうた・・・)
絵本には不思議な力があります。どんなに小さな子どもでも、「よんで」と絵本を持ってくる時の表情は”ワクワクドキドキ”何とも嬉しそうな顔をしています。絵本コーナーで、親子じっくり絵本を見てください。 大好きな人の膝に座って大好きな人の心地良い声のシャワーをたくさん浴びせてあげてください。
園の取り組み
食事・おやつの食材は無添加、手作り
ゆめの森で作っている食事・おやつは無添加、手作りにこだわっていますが、お母さんに「そうしなさい。」とは言いません。やれる範囲でいいのです。子育ては「こうでなければいけない。」ということはありません。
常にお子さまの健康状態を管理
平熱が低い子、高い子と個々に違います。37.5 度以上になったら一律にお迎えにきてもらうことはありません。
お子さまの様子を見ながら過ごします。
いつでもお悩みをご相談ください
子育てに関していろいろとお悩みになることがあれば、気軽にご相談ください。子育て中、子育て後の経験豊富な保育士・看護師が親身に対応します。
地域に根ざした保育園
ご近所のお年寄り、職業体験の高校生などとのふれあい、ミニコンサート(ピアノ、管弦楽器などほんものの音楽を伝えます)、人形劇、ベビーマッサージ、わらべ歌の会など、子育て仲間を増やしていきましょう。
ゆめの森ごはん
健やかな成長を願って・・・
当園では、「子どもたちにできるだけ安全なものを食べてもらいたい。」という思いから、体をつくる上で大切な栄養素だけでなく、添加物のない食材、地元の野菜を、主に「だし」を使った食事を子どもたちに提供していきます。
あらためて、日本人が昔から食してきたものが様ざまなものに負けない体をつくることがわかり、特に乳幼児は細胞分裂が盛んな時期なので、将来、不安がないようにできるだけのことをしていきたいと思っています。
人の体は日々口にする食べ物からできています。できるだけ薬に頼らない治癒力、病気・化学物質・放射性物質に負けない免疫力のある体をつくっていきましょう。
食事・おやつは無添加、手作りにこだわっています。
栄養学やこれまでの経験からアドバイスや情報発信をしていきます。小児栄養士を迎えての食事講習会も実施ますので、ぜひ味わいにいらしてみてください。
離乳食、病気・病後、アレルギーをおもちのお子さまなど、個々に合わせた食事を日々、園で手作りしています。
食器は月齢にあわせた陶磁器・汁椀・スプーンなどを使います。
毎日の食事の様子を連絡ノートでお知らせします。
- 飲み水、お料理に使う水 ― 山梨県富士吉田市の水
- 砂糖 ― 鹿児島県喜界島のきび砂糖
- 塩 ― 沖縄の自然塩
- しょうゆ ― 鳥取県境港市
- 味噌 ― 大分県臼杵市フンドーキンの味噌
- 米 ― 北海道産無農薬の米
- 海藻類 ― こんぶ、ひじき、わかめ、海苔
- 野菜 ― 地元の無農薬野菜
- 油 ― 主にオリーブオイル
- だし ― 微量ミネラルを含んだ
無添加煮干し・あご(とびうお)・昆布のだし
<食物アレルギーへの対応>
- 離乳食は基本的に家庭で食べて、アレルギーの出ていない食材を使用します。
- 特にアレルギーが出やすい食品(牛乳・卵)は1歳まで(または保護者の意向により)使用を控えます。
- 医師の診断書に基づき、家庭と連絡を取りながらアレルギー食品の除去を行います。
- 保護者と栄養士を交えた面談を設けお互いに確認を行いながら個別献立表を作成する。
- 誤飲のないようにマニュアル化し配膳の際は間違えのないように氏名やアレルギー食材、メニューを記載したトレーを使用し、お皿に一人ずつ盛り付けを行うなどの対応をします。
- テーブルには他の園児の給食は置かない。
ゆめの森の食育
日々の生活のなかで、お昼ごはんの野菜を洗ったり、皮をむいたり、切ったり、混ぜたり・・・・。キッチンを近くに感じながら小さなお母さんになって食材に触れ、ぐつぐつお鍋がうたっているのを聴き、匂いを楽しみ、舌で味わい、「おいしい」を共感します。
お天気のいい日は、お弁当箱におにぎりやおかずをつめてお散歩へ。
旬の果物でジャムづくり、手作りおやつ、お誕生日ケーキで大切な日を祝う。
エプロンと三角巾、憧れの大人と同じ姿でお子さん用の炊事場、調理台に立ち、ほんもののおままごとを経験していきます。
これは特別なことではなく、日常の中で自然に行っていきます。